シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はコーヒーチェーン店「コメダ珈琲」を運営するコメダHD(3543)の、2018年11月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績はどうだったか
2018年12月10日に更新されたコメダHDの2018年11月既存店売上高は、対前年同月比で110.9%とプラス成長となりました。なお、客数・客単価の内訳は開示されていません。
全店売上高も同118.3%と、既存店・全店ともにプラス成長を果たしました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、2019年2月期のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか。
既存店は期初の3-5月は3カ月連続のマイナス成長となりました。しかしながら6月にプラス成長となって以降は、6カ月続けての成長が継続中です。また10月、11月はいずれも110%を上回る数字となっており、好調に推移しています。
全店売上高は3月以降、全ての月でプラス成長となっています。今期は6月以降、6カ月続けて既存店及び全店でプラス成長を維持していることになります。
過去1年の株価動向はどうだったか
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
株価は9月に2200円を上方ブレイクした後、着実な上昇を見せています。10月の2400円を天井にいったん下落しましたが、現在再度2400円を目指し徐々に上昇しています。
今後は、既存店売上高のプラス成長がどこまで継続するのかという点に注目が集まるのではないでしょうか。
参考データ:コメダホールディングス 2019年2月期 FC向け卸売売上前年比・総店舗数
LIMO編集部