3. 「理想の未来とお金の流れ」を描く第一歩に
今回は、リスクモンスター株式会社の調査と金融庁のライフプランシミュレーターをもとに、理想の結婚観と自分の未来設計について考える視点を紹介しました。
まとめると、
- 「結婚したい企業」から見えるのは、安定・収入を重視する社会の価値観
- 女性の希望年収ゾーンは400万~600万円と現実的なラインに集中
- 将来の支出や生活像は、自分で“見える化”してこそ備えられる
理想のパートナー像に投影された価値観は、そのまま“自分の未来”へのヒントにもなります。今こそ、他人の理想をきっかけに「自分のこれから」を描く第一歩を踏み出してみませんか。
参考資料
村岸 理美
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社。生命保険・損害保険の営業を経て、社内教育部署にて教材制作や研修の企画・運営に携わる。退職後は独立系ファイナンシャルプランナーとして、個別商品の勧誘はせず公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計に対応。マネースクール講師としても活動し、社会保障制度、リタイアメントマネジメント、家計管理、資産運用などお金に関する幅広い分野に強みを持つ。現在も「お金の先生」であるJ-FLEC(金融教育推進機構)認定アドバイザーとして、学校や企業に出張授業で金融教育の普及に取り組んでいる。
2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMOマネー編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、保険などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年5月30日更新)