1.3 女性が求める《相手の最低年収》希望は「400万円~600万円」が約5割
パートナーに求める最低年収について、女性の回答では「400万円以上~600万円以上」の層に全体の52.6%が集中しており、現実的かつ高めの水準を希望する傾向が見られます。特に「500万円以上」は19.3%で最も多く、堅実な生活を想定した上での期待値といえそうです。
一方で男性では「年収は気にしない」が最多(41.8%)となっており、収入に対する考え方には男女差があることがうかがえます。また、「400万円以上」から「2000万円以上」の回答割合が全体的に増加しており、物価上昇など社会情勢の影響も背景にあると考えられます。
ランキング調査では、「理想の結婚相手」に対する価値観が、安定性や経済力といった現実的な視点に根ざしていることが明らかになりました。
一方で、それらの理想像に「自分自身の未来」を重ねて考えることも大切です。ここからは、将来の暮らしとお金の流れを“自分ごと”としてイメージするためのツール、【金融庁ライフプランシミュレーター】の使い方をご紹介します。