4. 自治体により申請方法などが異なる【療育手帳】
療育手帳の制度は、身体障害者手帳などとは異なり全国共通の法律に基づく制度ではありません。それぞれの自治体が独自に定めた基準や運用に沿って実施しており、申請窓口や判定機関、障害の等級区分なども地域によって異なります。
横浜市を例に挙げて申請方法をみていきましょう。
4.1 【横浜市の場合】紙またはカードと選べる「療育手帳」
たとえば横浜市では、療育手帳の申請は区の福祉保健センターで受け付けています。18歳未満は市内にある児童相談所、18歳以上は障害者更生相談所で判定が行われます。交付まではおおむね2カ月から2カ月半ほどかかり、必要書類や本人確認、写真などの提出も求められます。また療育手帳のタイプを紙様式・カード様式のいずれかを選べるのも特徴です。
このように、自治体によって運用の細かな違いがありますので、実際に申請を検討される場合は、お住まいの自治体の障害福祉窓口などに確認してみると安心です。
著者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)