2. 黒毛に虎模様の毛並みが特徴の甲斐犬
大きな話題を呼んだ子グマみたいな甲斐犬の赤ちゃん。
甲斐犬は南アルプス周辺の山岳地域で猟犬として飼われてきた日本犬で、黒毛に虎模様の入った「虎毛(とらげ)」と呼ばれる美しい毛並みが特徴です。
毛色は「黒虎毛」「中虎毛」「赤虎毛」の3タイプがありますが、子犬の頃は黒一色に見えることも多く、成長とともに虎模様がはっきりしてきます。投稿主の@_ukai_さんがお迎えする甲斐犬は黒虎毛で、名前は「虎麦」と書いてコムギちゃん。
@_ukai_さんにコムギちゃんをお迎えすることになった経緯を伺うと、「元々中型犬を飼いたかったのですが、甲斐犬のかっこよさと力強さに惹かれ、甲斐犬のお迎えを決めました。飼い主大好き犬ということもあり、そういう面にも惹かれました。コムギちゃんは誕生日が私と2日違いで、ちょうど最近生まれたということで見学、とてもかわいくブリーダーさんもとても真摯な人で信頼がおけるため、お迎えを決定しました」と教えてくれました。
今回「クマみたい」と話題になったことに関しては、「クマと言われていることに関しては、皆さん思った以上にクマみたいに見えるんだなということ、とっかかりはクマぽさではありますが、これを機に洋犬と比較するとあまり知られていない甲斐犬のことそのものを知ってもらえたら嬉しいなとも思いました」と話してくれた@_ukai_さん。
子グマみたいでかわいいコムギちゃんの姿は、投稿を通じて多くの人の心をわしづかみにしたのでした。
クマって言われすぎてて笑う 甲斐犬という虎毛の美しい日本犬です でかいぞ!
— 烏海 (@_ukai_) June 8, 2025
これはいただいた写真 手前の子がお迎えする子ですね pic.twitter.com/AT408tGKmC
3. 犬猫に関する1カ月間の支出の総額ってどれぐらい?
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます。
さて、ペットを飼うには、医療費、ペットフード費などが必要になります。
犬や猫を飼育するため、1カ月でどのくらいの費用がかかっているのでしょうか。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和6年 全国犬猫飼育実態調査」の結果から、犬および猫に関する1カ月の支出総額と、フード支出総額をご紹介します。
集計ベース:
【犬】ペットフード使用かつ銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く
【猫】猫飼育者で、ペットフード使用者。うち、猫飼育者は銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く。2023年調査より外猫(野良猫・地域猫給餌あり)除く
3.1 犬に関する1カ月間の支出総額
犬に関する支出総額 ※医療費含む
- 平均支出金額:1万6198円
- 中央値:1万2000円
犬に関する支出総額「犬1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:1万5270円
- 中央値:1万1000円
犬に関する支出総額「犬複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:2万1734円
- 中央値:1万6000円
3.2 猫に関する1カ月間の支出総額
猫に関する支出総額 ※医療費含む
- 平均支出金額:1万1004円
- 中央値:8000円
猫に関する支出総額「猫1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:8930円
- 中央値:6100円
猫に関する支出総額「猫複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:1万4061円
- 中央値:1万円
犬と猫を比較すると、犬に関する支出のほうが、かなり高いことがわかります。
続いて、フードについての1カ月の支出も見ていきましょう