3. これからの暮らしに寄り添う「お金との付き合い方」を考えていこう
今回は「70歳代二人以上世帯の金融資産保有状況」などJ-FLECの調査とともに、《お金のもち時間》が見える【資産寿命シミュレーション】について紹介しました。
まとめると、
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金融資産の中央値は1205万円。計画的に備えてきた世帯が多数
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3000万円以上の世帯も2割超。資産形成の成果が見える
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1000万円からでも《資産寿命》をのばすには工夫次第
お金は「守る」だけでなく、「どう活かして暮らしていくか」も大切な視点です。これからの暮らしに寄り添うかたちで、資産とのつきあい方をやさしく整えていきましょう。
参考資料
村岸 理美
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社。生命保険・損害保険の営業を経て、社内教育部署にて教材制作や研修の企画・運営に携わる。退職後は独立系ファイナンシャルプランナーとして、個別商品の勧誘はせず公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計に対応。マネースクール講師としても活動し、社会保障制度、リタイアメントマネジメント、家計管理、資産運用などお金に関する幅広い分野に強みを持つ。現在も「お金の先生」であるJ-FLEC(金融教育推進機構)認定アドバイザーとして、学校や企業に出張授業で金融教育の普及に取り組んでいる。
2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMOマネー編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、保険などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年5月30日更新)