沖縄の海辺で撮影された真っ赤な海水。自然の色とは思えない鮮やかさが、X上で話題となっています。投稿したのは、Xユーザーのネコのわくわく自然教室(沖縄の自然学校)さん(@NecoWaku)です。
当ポストには2025年6月11日時点で2.5万件を超えるいいねが集まり、「リアルにあるんや」「自然現象すごすぎる」といった多くのコメントが寄せられています。
記事の内容にちなんで、沖縄県の観光収入についても紹介していますので、最後までチェックしてみてくださいね。
※記事内の画像は【写真2枚】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 沖縄の海水が真っ赤に染まった理由とは…
「これ、今日の海岸で汲んだ海水100%、加工なしの画像だなんて、信じられないですよね?!(中略)」というコメントとともに投稿された1枚の写真。そこには海を背景にした赤い水が写っていました。
サンゴ礁探検のため、沖縄県中城村の吉の浦海岸を訪れた、ネコのわくわく自然教室(沖縄の自然学校)さん。驚く子どもたちを追いかけたところ、なんと海が鮮やかな赤に染まっていたのだとか…!
赤色の正体は、干潮時にカゴメノリという海藻が天日干しされることで、内部から滲み出る色素タンニンとのこと。満ち潮に至るほんの少しの時間だけ青い海が赤くなるそうです。
こちらは3月~6月に沖縄県内でも中城村の海岸だけで、稀に見られる現象なのだとか。
今回は何度も見ている子どもたちが驚くほどの強い発色だったそう。「ちょうど梅雨明けが重なり、よく晴れて、海が穏やかで、大潮が近い状態だったことが重なりました」と、理由を教えてくれました。
刺激的な色ですが、生き物や人への害はないそうです。自然が見せる思いがけない景色に感動させられますね。