2. 制作時間は印刷に約2.6時間、組み立てに15分
大きな話題を呼んだ、Zippoライター風のおもちゃ。
投稿主の@hdiv6xeWxcLUS51さんによると、このおもちゃは海外のユーザーが作成した3Dデータを利用して、@hdiv6xeWxcLUS51さんが自宅で印刷、組み立てをしたものだそう。
@hdiv6xeWxcLUS51さんは電子工作が好きな高校3年生で、普段から3Dプリンターを使ってさまざまなものを自作しています。
今回話題となったライターは、毎日チェックしているという海外の3Dデータが投稿されるサイトで見つけ「これは作るしかない!」と印刷を決意したのだそう。
「ちょうど家に、少し木の素材が混ざったフィラメントがあり、デザインとの相性も良さそうだったので、すぐにプリントを開始しました。完成したときには、想像以上に高いクオリティで仕上がり、大満足の作品となりました」と@hdiv6xeWxcLUS51さん。
気になる制作時間は、「印刷に約2.6時間、部品数は6個、組み立てはおよそ15分で完了しました。完成品を友達に見せたところ、『欲しい!』と言ってもらえたので、プレゼント用に色を変えていくつか印刷してみようと思っています」と教えてくれました。
3DプリンターでおもちゃのZippoを印刷。
— 高校生の電子工作日記 (@hdiv6xeWxcLUS51) June 1, 2025
火が出ると見せかけてハートが出てきます。 pic.twitter.com/lqjxRd3kyM
3. 家庭用のエントリーモデルなら2万円代から購入可能
3Dプリンターで作ったアイテムが話題となったことに関連し、ここからは3Dプリンターの価格を紹介します。
3次元の設計データをもとにして、手軽に立体造形ができる3Dプリンター。
家庭用から業務用までさまざまなモデルが販売されており、家庭用のエントリーモデルは2万円代から購入できます。
一方、造形精度や造形速度が高いもの、大型の造形ができるものは、家庭用でも10万円を越える製品も。
また、3Dプリンター本体のほか、造形を行うにはフィラメントなどの材料費も必要で、フィラメントは一般的なもので1キロあたり2000~5000円程度です。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている3Dプリンターのライターを紹介しました。
投稿主の@hdiv6xeWxcLUS51さんはほかにもさまざまなアイテムを3Dプリンターで制作して、Xアカウントで紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
参考資料
小野田 裕太