庭の片隅にハーブを植えておくと、ふとした瞬間に香りが漂い、心癒やされることがあります。小さなプランターでも気軽に栽培でき、料理に使ったり切り花にして飾ったりと、利用価値の高いハーブたち。

今回は筆者がこれまでに育てたハーブの中から、育てやすくて「植えてよかった」と思っている植物を6種、参考価格とともに紹介します。

記事最後にはハーブの基本的な育て方と、暑い夏を乗り越えるコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. この記事で紹介する「うちの庭に植えてよかったハーブ」にまつわるあれこれ

「うちの庭に植えてよかったハーブ」をご紹介します1/8

ローズマリーやミントなど、様々なハーブが植えられた庭

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  • うちの庭に「植えてよかった」香りよく育てやすいハーブ6選
  • ハーブの基本的な育て方と夏越しのコツ

2. うちの庭に「植えてよかった」香りよく育てやすいハーブ6選

2.1 バジル

明るいグリーンの葉と爽やかな香りの「バジル」2/8

バジルの葉の画像

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明るいグリーンの葉が柔らかく、爽やかな香りが特徴のバジル。トマト料理と相性がよく、イタリア料理には欠かせないハーブです。

筆者はスイートバジルを育てています。摘み取ることで新しい葉がどんどん伸びるので、収穫を楽しみながら栽培しましょう。

※参考価格:200円~300円前後(3号ポット苗)

2.2 ミント

清涼感のある芳香が魅力の「ミント」3/8

植木鉢で育つミント

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ミントは繁殖力が旺盛で丈夫なため、初心者にも育てやすいハーブ。品種ごとにさまざまな香りがあり、葉を摘むたびに清涼感のある芳香が広がります。筆者が育てているのは、香りがきつすぎず使いやすいスペアミントです。

地下茎で広がるので、ほかの植物への影響を防ぐために、鉢植えで育てましょう。

※参考価格:200円~400円前後(3号ポット苗)

2.3 ローズマリー

オシャレな細い葉とスパイシーな香りが特徴の「ローズマリー」4/8

立性のローズマリー

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常緑性の低木で、細い葉からスパイシーな強い香りを放つローズマリー。耐暑・耐寒性に優れ、乾燥にもよく耐えるのでほとんど手間がかかりません。

年数を重ねるごとに株が大きくなるため、庭のアクセントにも適しています。ローズマリーには立性と這性があり、筆者が育てているのは立性。這性よりも管理がしやすくオススメです。

※参考価格:300円~900円前後(3号ポット苗)

2.4 タイム

愛らしい小花と小さい葉が繊細な印象の「タイム」5/8

こんもりと育っているタイム

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タイムは小さな葉と細かい枝が繊細な印象。春~初夏には愛らしい小花が咲き、庭をナチュラルな雰囲気に演出してくれるハーブです。

タイムには立性で料理に使われるコモンタイムや、這性でグランドカバーに適したクリーピングタイムなどがあり、筆者が育てているのはコモンタイム。こんもりとコンパクトにまとまるため、花壇の縁や寄せ植えにもオススメです。

観賞用として販売されているクリーピングタイムは、食用には適しません。目的に合わせて、品種を確認してから購入しましょう。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

2.5 セージ

スタイリッシュな草姿がオシャレな「セージ」6/8

白みがかった葉のセージ

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背丈が高くスタイリッシュな草姿が人気のセージ。筆者が育てているのは料理に使うコモンセージですが、ほかにも、おもに花を楽しむ観賞用の品種があります。品種が豊富で、草姿や花色が多種多様です。

強健で暑さや寒さにもよく耐え、庭に植えると存在感のある大株に生長します。観賞用の品種は食用には向かないため、目的に合わせて品種を確認してから購入しましょう。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

2.6 カモミール

リンゴのような甘い香りが魅力の「カモミール」7/8

花びらが白く、中央が黄色の、カモミールの花

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カモミールは小さな白い花と、リンゴのような甘い香りが魅力。多年草でほふく性のローマンカモミールと、一年草で立性のジャーマンカモミールの2種類があり、筆者はジャーマンカモミールを育てています。

環境にもよりますが、病害虫にも比較的強く、こぼれ種からまた翌年発芽するほど丈夫な性質です。こぼれ種が広がるのを避けたい場合は、こまめに花がら摘みをすると良いでしょう。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

3. ハーブの基本的な育て方と夏越しのコツ

ハーブの基本的な育て方と夏越しのコツをお伝えします8/8

ローズマリーを剪定する様子

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3.1 日当たりと風通しを確保する

ハーブの多くは地中海原産なので、日当たりと風通しのよい、乾燥気味の環境を好みます。元気に育てるには、1日に4〜6時間以上の日照がある場所が理想的です。

3.2 水はけのよい土を使う

ジメジメした環境が苦手なので、水はけのよい土壌で育てます。市販の「ハーブ用培養土」を使用したり、必要に応じて軽石やパーライトを混ぜたりするとよいでしょう。

3.3 水やりは乾いたらタップリ与える

ハーブは多少乾燥した場所でも生育します。多湿は根腐れの原因になるため、水やりは頻繁に与えるより「土が乾いたらタップリ与える」が鉄則です。暑い季節の水やりは、朝や夕方以降の涼しい時間帯に行いましょう。

3.4 肥料は控えめにする

肥料が少なくても育つものが多く、与えすぎるとかえって香りが弱くなったり徒長したりする原因に。春〜初夏に緩効性肥料を少量、または液肥を月に1〜2回程度で十分です。

3.5 こまめに収穫・剪定をする

収穫を兼ねてこまめに摘むことで、株が横に広がり、長く健康に育ちます。花が咲くと葉が硬くなって香りが落ちるので、食用が主な目的の場合は、花が咲く前に先端を摘心するのがオススメです。

3.6 夏越しのコツ

夏越しは強い日差しと高温多湿からハーブを守ることがポイントです。直射日光が強すぎるときは、鉢植えハーブは半日陰で風通しのよい場所に移動しましょう。

地植えの場合は寒冷紗などで日差しを和らげ、根元が乾燥しすぎないようにマルチングすると効果的です。葉が混み合っている場合は剪定して蒸れを防ぎましょう。

4. 育てやすいハーブで緑と香りのある豊かな暮らしを

ハーブは育てる楽しさと使う楽しさを一緒に味わえるのが魅力。比較的丈夫で、初心者でもチャレンジしやすい種類が多数そろっています。

みずみずしいグリーンや爽やかな香りが身近にあると、心がホッと落ち着き、暮らしが豊かになります。まずは鉢植えや小さなスペースから、気軽にハーブ栽培を始めてみませんか。