1.5 【お金が貯まらない人のNG行動5】流行や衝動に流されやすい
「お金がなかなか貯まらない人」は、流行やまわりの意見に影響されやすく、つい衝動的に買い物をしてしまう傾向があります。
「最新」「トレンド」といった言葉に心惹かれ、本当に必要かどうかをじっくり考えずに購入してしまうことも。
一方で、お金をしっかり管理できる人は、自分の価値観や暮らしに合うものを選び、必要性を見極めたうえでお金を使う傾向があります。「みんなが持っているから」「今だけ安いから」といった理由で買うことは少なく、冷静に考えてから判断する習慣が身についています。
好奇心が強いのは決して悪いことではありませんが、貯金を増やしたいなら、「本当に必要か?」と一歩立ち止まって考えるクセをつけるのがおすすめです。
1.6 【お金が貯まらない人のNG行動6】「いつかやろう」と先延ばしにする
「お金がなかなか貯まらない人」には、「お金に関する大事なこと」をつい後回しにしてしまう傾向があります。
「貯金を始めたい」「家計を見直さなきゃ」「投資について勉強しよう」と思ってはいても、実際の行動に移すのは先になりがちです。
特に「まだ若いから」「今は余裕がないから」といった理由で、いつの間にか先延ばしが習慣になってしまうことも。
一方で、お金が貯まる人は、小さなことでも「できることからすぐに動く」傾向があります。
たとえば、給料日に自動で貯金されるよう設定したり、ボーナスの一部をNISAでの運用に回したりと、行動を仕組みに落とし込むのが上手です。
資産形成において「時間」が自分の味方になることを十分に理解しているのかもしれませんね。
1.7 【お金が貯まらない人のNG行動7】自己投資を後回しにしがち
一見意外かもしれませんが、「お金がなかなか貯まらない人」には、「自己投資」への意識があまり高くない傾向があります。
知識やスキルの習得、健康管理といった将来の自分を豊かにするための行動よりも、目先の出費や楽しみにお金を使ってしまいがちです。
一方で、お金を上手に増やせる人は、スキルアップのための勉強や、健康を維持するための支出は、長い目で見れば収入アップや医療費の節約につながる「生産的なお金の使い方」だと捉える傾向にあります。
長期的な視点をもち、「自分自身の成長」を意識して行動することで、結果的に収入面でのチャンスが広がり、経済的な余裕が生まれる可能性も。
以上、お金が貯まらない人に共通するNG行動として7つピックアップしました。
これらの行動や考え方は、個別に見ると小さなことかもしれませんが、積み重なることで大きな差になります。
少しでも思い当たる点があれば、今日からできることをひとつずつ実践してみましょう。
最後に、みんなはどれくらい貯蓄をしているのか。20歳代~70歳代の貯蓄額データを見てみましょう。