筆者は銀行員として働いていた頃、「なかなかお金が貯まらない」という相談を多く受ける中で、いくつかの共通したパターンを見つけました。

夏のボーナスをもらって、お金の使い方や貯め方について考える良い機会です。

本記事では、筆者が銀行員時代に見た「お金が貯まらない人」に共通するNG行動を7つピックアップして紹介します。記事の最後では20歳代~70歳代の貯蓄額データをご紹介していますので、あわせてご覧ください。

1. 元銀行員が語る!「お金が貯まらない人」に共通するNG行動7選

銀行員として働いていた頃、「なかなかお金が貯まらない」という相談を多く受ける中で、いくつかの共通したパターンを見つけました。

すべてのケースに当てはまるわけではありませんが、お金がうまく貯まらない人には共通点があると感じています。

今回は、その中でも特に目立つ7つのNG行動をご紹介します。

1.1 【お金が貯まらない人のNG行動1】何にいくらお金を使ったのか把握していない

「お金がなかなか貯まらない人」に共通して見られる特徴の一つに、日々の支出を正確に把握していないことが挙げられます。

収支の全体像が見えていないと、このような小さな支出が積み重なり、気づかないうちにお金が減ってしまう原因になりかねません。

一方で、「自然とお金が貯まる人」は、自分の収支の流れを可視化する習慣を持っています。

日々の収入と支出のバランスを定期的にチェックすることで、無駄遣いを抑え、計画的にお金を使うことができているのです。

最近では、スマホで簡単に家計管理ができるアプリや、レシートを撮影するだけで記録できる便利なツールも多数あります。

まずは自分に合った方法で家計を記録し、現状を「見える化」することから始めてみましょう。