2. 野原ひろしと同年代(30歳代・男性)の平均年収はいくら?

続いて、現在の30歳代男性の平均年収について確認してみましょう。

国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、各年齢層の平均年収は以下のようになっています。

2.1 「30歳代・男性」の平均年収を確認

  • 30~34歳:492万円
  • 35~39歳:556万円

同調査の結果によれば、年間を通じて勤務した給与所得者の平均年収は約460万円となっています。

年齢別に見ると、野原ひろしと同じ30歳代後半の男性の平均年収は556万円であり、現在の基準で考えると、年収600万円台とされるひろしは平均を上回る収入であるといえます。

ただし、この数字は1994年の放送当時のデータを基にしているため、現代の年収状況とは異なることに留意が必要です。

ちなみに、厚生労働省の資料によると、1994年の日本の平均実質給与はおよそ465万3000円でした。