2025年6月3日、日経平均株価が▲0.06%の下落、TOPIXは▲0.22%の下落となりました。
今回は、情報・通信業種に属するNTT(9432)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。
それでは、見ていきましょう。
1. NTTの株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!
それではまず、NTTの株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。
- 株価(終値):158.9円
- 前日比:+1.21%
- 始値:158円
- 高値:159円
- 安値:156.8円
NTTは2025年6月3日、158円で取引をスタートし、159円の高値、156.8円の安値を付け、結局158.9円で取引を終了しました。
- 出来高:154,518,600株
- 時価総額:14,388,445百万円
- 売買代金:24,453百万円
- PER(会社予想):12.64倍
- PBR(実績ベース):1.29倍
- 配当利回り:3.34%
その結果、NTTの株価は2025年6月3日、前日比+1.21%の上昇となりました。
出来高は154,518,600株で、発行済株式における割合は0.17%となりました。
2025年6月3日終値時点での配当利回りは、3.34%となりました。
なお、日経平均株価は▲0.06%の下落、TOPIXは▲0.22%の下落でした。
1.1 足元は堅調、その理由を解説
NTTは5月29日、NTTドコモが住信SBIネット銀行をTOBによって子会社化すると発表しました。両社の強みを生かした新たな金融サービスの創出と、シナジー効果が期待されるとみられています。また、5月8日にはNTTデータグループのTOBも発表しており、親子上場解消による意思決定の迅速化や経営効率の向上が見込まれます。
こうした好材料が相次いだことで、NTTの株価は足元で堅調に推移しているとみられます。
それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。