「春から秋はすぐに雑草が伸びるのに、冬は寒さが厳しくて植物が枯れてしまう」「草むしりよりも少ない手間で、お庭をきれいにできるグランドカバー植物を植えたい」

季節ごとの環境変化が大きい寒冷地では、このようなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。寒冷地で雑草が生えにくいローメンテな庭をつくるには、寒さに強く、地面を這うように成長し、葉が密生する成長穏やかな多年草が理想です。

そこでこの記事では秋田県在住の筆者が、寒冷地でも植えっぱなしで育つ、おしゃれでローメンテなグランドカバー植物を6種、参考価格とともにご紹介します。

1. この記事で紹介する「寒冷地でも植えっぱなしOKのグランドカバー植物」

写真のアジュガほか、寒冷地でも育つグランドカバー植物を紹介します

青い花を咲かせている、アジュガ。葉は緑色や紫色で、クリーム色の斑入り

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  • クリーピングタイム[半落葉]
  • シバザクラ[常緑]
  • タマリュウ[常緑]
  • アジュガ[常緑]
  • ユキノシタ[常緑]
  • カーペットカスミソウ(オノエマンテマ)[半落葉]

6種のおすすめグランドカバー植物を、日なた向きと日陰向きに分けてご紹介します。植えたい場所の環境に合わせて選んでくださいね。

記事後半では「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」についても、わかりやすくお伝えします。