子どもを連れて電車やバスに乗るのは、気を使うし疲れますよね。出産後、車や自転車での移動が増えた人も多いのではないでしょうか。筆者もそのひとりで、「乗るときは、しーっ!」を息子が守れるようになるまで、あまり公共交通機関は利用しませんでした。

しかし自分が車や自転車を使い始めると、他人の危険運転に驚かされる機会も急増! 周囲のママたちにも聞いた、疑問を感じる車・自転車マナーをご紹介します。

煽り運転やノーチャイルドシート! 車のマナー違反

まずは、ママたちが体験した車にまつわるエピソードから。

「私は子どもを乗せているときはなるべくゆっくり走るんですが、かなり煽ってくる人もいて怖いです! 抜かしていくときに、にらまれることも。急いでいるのはわかるんだけど…こっちは安全運転しているだけなのになぁ」

「近所の友人に『乗せてってあげるよ! 今日はうちの子パパとお留守番だから』と言われて、一度は断ったけど『遠慮しなくていいよ』って言ってくれたので好意に甘えました。そうしたら、なんとチャイルドシートがなくて。『広くしといたからね』って…よその子が座るのが嫌だったのかな? 事前に確認しなかった私も悪いけど、こっちから乗せてほしい雰囲気を出したわけじゃないのにな、と少しモヤモヤ」

“子どもが乗っています”のステッカーは、煽ってくるような人には関係ないのかもしれませんね。中には煽られたうえに恫喝された人もいるようですが、そこまでのケースはそう多くないでしょう。あまり気にしすぎず焦らず運転したいところです。今は“ドライブレコーダー搭載”のステッカーのほうが、絡んでくる人への抑止力はあるかもしれません。

反対に、ママが運転する車に対して、周囲の人が次のような思いを抱いていることもあるようです。

「保育園の送迎で、車を路駐している人! 小さい子どもを連れて歩きたくない気持ちはわかるんだけど、近くの駐車場に置いていこうよ。邪魔だし、事故につながることもあるから」

「お願いだから、子どもを車内に放置しないで…見過ごせないし、かといって通報していいものなのか悩むよ」

やはり周囲の方の目につくのは、定番の路駐と車内置き去りのようです。幼い子どもを連れていると、つい「このぐらい」の気持ちが出てしまいがちですが、よくも悪くも子連れって目立ちます。子どもの命を守るためにも、“マナーがなってない”と思われる母親にならないためにも、出産前以上に気を配る必要がありそうです。

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