4. 乗用車の平均購入価格は264万円で上昇傾向 物価上昇&燃料価格上昇で打撃

記事の内容にちなみ、近年の自動車業界の動向を解説します。

一般社団法人日本自動車工業会の最新調査によると、乗用車世帯保有率は77.6%。

全体では軽乗用車の保有が38%を占めて最多です。乗用車の平均購入価格は264万円で、近年上昇傾向が続いています。

平均月間維持費は1万2100円で上昇傾向で、特に「燃料代」への負担割合が2021年度から大幅に増加。利用頻度や走行距離は減少しています。

近年のインフレによる影響も大きく、「車関連出費」を減らした人が1割程度に及びます。

燃料価格高騰や景気悪化を理由に、「車の購入中止」「保有期間の長期化」を選択する人も増えているようです。