長らく物価高が続いているため、「もっと収入を増やしたい」と感じている方は多いのではないでしょうか。

 普段の生活で、周りの人が「どれくらいの収入を得ているのか」知る機会は少ないかもしれません。

日本人の平均年収はおよそ460万円ですが、男女別の「30歳代・40歳代・50歳代」の平均年収はいくらでしょうか。

今回は、国税庁のデータをもとに、日本人の平均年収が実際どうなっているのか、詳しく解説します。

男女別で「年収のボリュームゾーン」と「割合」も確認しますので、ぜひ参考にご覧ください。

1. 男女別「30歳代・40歳代・50歳代」平均年収はいくら?

国税庁が公表した「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、年間を通じて勤務した給与所得者は合計で約5076万人(男性が約2887万人、女性が約2189万人)です。

平均年収は、およそ460万円となっています。

平成26年の平均年収が421万円だったのに対し、その後は増加傾向にあります。

具体的には、令和4年に日本の平均年収は「400万円台後半」となり、令和5年には「460万円」に達しています。

しかし、平均年収は年代によって異なります。

次は、年代別の平均年収を詳しく見ていきましょう。