7月に入り、暑さが本格化する中、年金生活者にとっても負担が増す季節となりました。特に光熱費の上昇や物価の高騰は意識する方も多いのではないでしょうか。

年金は2カ月に1度支給され、次回の年金支給日は8月15日です。

政府では、年金受給世帯や低所得世帯に向けた給付金や光熱費の補助といった支援策が検討されていますが、年金の受給額には個人差があるため、すべての家庭が十分な安心を得られているわけではありません。

厚生年金や国民年金の受給額を年齢ごとに見てみると、加入期間や納付額の違いにより、支給額には大きな差があることがわかります。年金額が引き上げられたとしても、それだけで生活が安定するとは限らないのが現実です。

本記事では、厚生労働省の資料をもとにシニア世代の平均年金月額や、年金から天引きされる税金・保険料を詳しく解説します。