大阪大学の相撲部部室に掲げられたキャッチコピーがX上で話題になっています。
投稿したのは、Xユーザーの@hideman2009さん。
当ポストは2025年5月21日時点で2万4000件を超えるいいねを集めるなど大きな反響を呼んでいます。
AIにまつわる投稿が話題となったことに関連し、記事後半では生成AIの市場規模についても紹介します。
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております
1. 大阪大学相撲部の部室に掲げられていたのは…
「AIの対極に土俵があるのか…」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。
そこに収められていたのは、「AIから逃れて土俵で心を鍛えませんか?」と書かれた張り紙。大阪大学相撲部による部員勧誘文のようですが、力強いキャッチコピーにはっとさせられますね。
AIを組み込んだ便利な仕組みやサービスが次々と登場し、日々アップデートが行われている昨今。そんなAIにあふれた日々に疲れた人たちが逃げ込むのが「土俵」とは、おもしろい視点です。
この投稿には、「この対比、好き」「AI時代の至言名言」「これは世界に売り込みできるキャッチコピーだと思う」といった賞賛の声が続出。
また、「ChatGPTに最も仕事を奪われない職種: 力士」「相撲は自分でやるしかないもんな」「相撲って身体性の極みみたいな競技だから実際対極に近いかもしれないなあ」など、AI時代の「力士」の大いなる可能性に言及するコメントも続々と寄せられました。
2. ロボットの研究を行う准教授による投稿だった
話題となった相撲部のキャッチコピーを投稿したのは、追手門学院大学理工学部准教授、大阪大学招へい准教授の高橋英之さん。
高橋さんに相撲部の張り紙を見た時の心境を伺うと、「自分がロボットの研究をしているということもあり、AIの対極とはなんであろうか、真剣に哲学してしまいました」とのこと。
PCを使用しているイメージ2/2
出所:Thanadon88/shutterstock.com
ロボット研究を行う高橋さんが考えるAIの対極とは何なのかも聞いてみると、「AIの対極はあい(愛)でしょうか。ごろがあっているのはいいですね」と話してくれました。
現在、高橋さん初の著書「人に優しいロボットのデザイン」が発売中です。本の内容についても伺うと、「なんでも物事を解決しようという風潮の社会(AI的社会)に対して、なにもせず、ただ人間の傍にいる、見守るロボット(あい的社会)の価値を説いた本になります」と説明してくれました。
AI時代に人々が本当に価値を感じる経験とは一体何なのか。相撲部の勧誘キャッチコピーは、多くの人がAI時代に大切なものについて思いを馳せるきっかけとなったようですね。
AIの対極に土俵があるのか… pic.twitter.com/Gd2LsNU2sr
— hideyuki takahashi (@hideman2009) May 15, 2025
3. 世界の生成AIの市場規模は?
AIにまつわる投稿が話題となったことに関連し、ここからは「生成AIの市場規模」を紹介します。
総務省が公表している「令和6年版 情報通信白書」によると、世界の生成AIの市場規模は2025年に610億ドル、2026年に880億ドル、2027年には1210億ドル規模になると予想されています。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「大阪大学相撲部のキャッチコピー」を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太