【2025年度に65歳になる人】加入期間や収入別「年金額例」をチェック！増額改定で6月支給分から1.9％増！次の支給日は8月15日（金）《60歳代・70歳代・80歳代》厚生年金・国民年金の「平均受給額（月額）」はいくら？

7. 《80歳代》厚生年金＋国民年金の「平均受給額（月額）」はいくら？

次は、80歳代の各年齢の年金月額を一歳刻みで、見ていきましょう。

【厚生年金一覧表】80歳代の平均年金月額

【国民年金一覧表】80歳代の平均年金月額

80歳代の平均受給額は、厚生年金は15万円～16万円台。国民年金5万6000円～8000円台です。

いずれの年代においても、平均月額に大きな年齢差はありませんでした。

しかし、これはあくまでも平均的な数値です。実際に受け取る年金額は、現役時代の年金加入状況によって個人差が生じるので注意が必要です。

ご自身が老後にいくら年金がもらえるか、見込みの金額を知るには「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」を利用するのもよいでしょう。

今回は、国民年金と厚生年金の年金制度についてと、2025年度の年金受給額のアップについてご紹介していきました。

また、国民年金と厚生年金の年金額例についても、いくつかのパターンに分けてご案内しましたが、個人差があるため、実際の受給額については「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」などで確認するようにしましょう。

年金だけで老後生活を過ごすことができる世帯は多くありません。

貯蓄や節約、資産形成などの方法で、老後に向けた準備を少しずつはじめてみてはいかがでしょうか。

荻野樹