2025年6月20日に総務省が「2020年基準 消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)5月分」を公表しました。

それによると、消費者物価指数の総合指数は、前年同月より3.5%上昇しています。

物価の上昇により生活費の負担が生じやすくなっているため、「年収を上げたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。

この記事では「年収600万円以上」の割合や、「男女別の年収ボリュームゾーン」がいくらなのか解説します。

《業種別の平均年収》もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1. 「年収600万円以上」の割合はどれくらい?

国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」を参考に、日本の年収について詳しく確認します。

まず、日本の年収のボリュームゾーンは300万円超から400万円以下(16.3%)でした。

男女別にみると、ボリュームゾーンはやや変化します。

1.1 「男女別・年収のボリュームゾーン」はいくら?割合もチェック!

  • 男性:400万円超から500万円以下(17.5%)
  • 女性:100万円超から200万円以下(20.5%)

また、年収600万円以上の割合は、全体の23%です。

多いと捉えるか少ないと捉えるかは人によって異なりますが、日本人の約4人に1人は年収600万円を超えています。

ただし、女性に限定すると、年収600万円を超える割合は1割以下です。