2. 悩み多き中間管理職の現実…

平均年収が高い水準にある中間管理職ですが、いくら高い給料をもらっても辛いと感じる人は一定数いるようです。

ミイダス株式会社が、経営者・役員200名と部下が3名以上いる中間管理職200名を対象として行ったアンケート「マネジメントに関する経営者・中間管理職の比較調査」によると、「中間管理職が抱えている(抱えていると思われる)悩み」」として中間管理職では以下の悩みが多いことがわかりました。

  • 部下と経営者の間で板挟みになる:44.0%
  • マネジメント業務が膨大:37.5%
  • 部下への適切な指導方法/伝え方が分からない:33.0%

上記のほかにも、ワークライフバランスの維持/推進が難しいという回答も30.5%でした。

さらに、同アンケートでは、業務上での部下とのコミュニケーションについても質問しています。複数回答可で、上位を占めたのは以下のような悩みでした。

  • 部下のキャリア支援やモチベーション維持が難しい:52.5%
  • 自身が受けてきたマネジメント手法が現代では通用しない:35.0%
  • ハラスメントが発生しないようにと神経を使う:34.5%

中間管理職についている多くの人は悩みを抱えています。