6.1 国民年金の受給額

  • 60~64歳:4万4836円
  • 65~69歳:5万9331円
  • 70~74歳:5万8421円
  • 75~79歳:5万7580円
  • 80~84歳:5万7045円
  • 85~89歳:5万7336円
  • 90歳以上:5万3621円

6.2 厚生年金の受給額

※国民年金部分を含む

  • 60~64歳:7万5945円
  • 65~69歳:14万7428円
  • 70~74歳:14万4520円
  • 75~79歳:14万7936円
  • 80~84歳:15万5635円
  • 85~89歳:16万2348円
  • 90歳以上:16万721円

64歳までの年金額は、繰上げ受給中の人や、特別支給の老齢厚生年金を受給中の人の年金額となるため、65歳以上の年代と比べると低めです。

一般的な年金開始年齢である65歳以上の平均年金月額は、国民年金(老齢基礎年金)のみの受給権者は5万円台、厚生年金(国民年金部分を含む)の受給権者は14万円台~16万円台となります。

上記はいずれも「各年齢層」での平均額です。実際の受給額は現役時代の年金加入状況により個人差が出るため、上記は参考程度に見ておくと良いでしょう。

7. まとめにかえて

年金生活がスタートすると、限られた収入の範囲内で生活について考えていく必要があります。

現役時代のように収入アップに期待はできないため、計画的にやりくりしていくことが大切です。

物価上昇が起こると年金受給額が増えたり、給付金などの支援制度が始まる可能性がありますが、こちらも限度がございます。

ゆとりを持った生活を実現するために、現役のうちに資金を蓄えておくなど早いタイミングから準備を進めていきたいですね。

参考資料

川勝 隆登