3. 「あと何年もつか」で考える貯蓄の安心度
今回はJ-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」をもとに、70歳代単身世帯の資産分布と資産寿命の考え方について解説しました。
まとめると、
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「自分はどの層か」把握することが老後資金計画の第一歩
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資産運用によって、長期的に見ればお金のもち具合が大きく変わることがある
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資産寿命の“見える化”は、不安の正体を知るきっかけになる
資産を「いくらあるか」ではなく、「何年もつか」で考えることが、安心につながる第一歩です。
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参考資料
村岸 理美
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社。生命保険・損害保険の営業を経て、社内教育部署にて教材制作や研修の企画・運営に携わる。退職後は独立系ファイナンシャルプランナーとして、個別商品の勧誘はせず公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計に対応。マネースクール講師としても活動し、社会保障制度、リタイアメントマネジメント、家計管理、資産運用などお金に関する幅広い分野に強みを持つ。現在も「お金の先生」であるJ-FLEC(金融教育推進機構)認定アドバイザーとして、学校や企業に出張授業で金融教育の普及に取り組んでいる。
2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMOマネー編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、保険などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年5月30日更新)