高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。
そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そしてLIMOメルマガ会員に行った「奨学金に関するアンケート」の中でも「貸与型奨学金の毎月の受給額」についての結果をご紹介します。
まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「留学したい学生」必見の「2025年7月・8月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。
※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
1. 【返済不要の奨学金・7月締め切り】公益財団法人松下幸之助記念志財団「松下幸之助国際スカラシップ(学部生の留学助成)(2025年度) 」
松下幸之助記念志財団は、パナソニックの創業者である故・松下幸之助氏の志を受け継ぎ、未来のリーダーを支える公益財団法人として設立されました。
1.1 【返済不要の奨学金・7月締め切り】公益財団法人松下幸之助記念志財団「松下幸之助国際スカラシップ(学部生の留学助成)(2025年度) 」
【対象の課程】大学
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】2025年6月2日(月)9:00~7月24日(木)17:30必着
【支給人数】2名程度(学部生)
【支給金額/人】260万円
- 奨学金:月額20万円
- 渡航費:1往復分相当の補助
【支給期間】ー
【成績制限】なし
【所得制限】なし
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】ー
【専攻分野】人文科学・社会科学
【専攻分野の詳細】日本の大学に学部生として在籍する者
【資格・条件】
- 応募時と助成(留学)期間中は日本の大学に学部生として在籍する者
- 日本国籍を有する者(海外在住者は除きます)
- 日本国に永住を許可されている者・認定式(2026年2月中旬を予定)出席後から2027年3月までに留学・研究を開始する者
※但し、同期間中に留学・研究が開始できるよう、留学・研究先の選定・入学手続きに関しては申請者本人が行うものとします。
※所属大学の「交換留学制度」の活用も可・留学・研究する大学等において研究を進めるに十分な語学力を有する者 - 2025年4月1日時点に年令40才未満である者
- 他の奨学金を受給していない者 (併願の場合、結果判明次第、本財団と相談)
【募集団体】公益財団法人松下幸之助記念志財団
【奨学金概要】2025年度 松下幸之助国際スカラシップ 募集要項
2. 【返済不要の奨学金・8月締め切り】公益財団法人 村田海外留学奨学会「村田海外留学奨学金(2025年度) 」
公益財団法人 村田海外留学奨学会は、財団創設者の村田純一氏(村田機械株式会社 取締役会長)が、村田氏の父親の遺志を尊重し、これからの日本を背負う向学心あふれる若者に世界で学ぶ機会を提供しようと考え、1970年に設立された財団です。
民間企業が設けた奨学金制度としては国内における先駆けとなっています。
2.1 【返済不要の奨学金・8月締め切り】公益財団法人 村田海外留学奨学会「村田海外留学奨学金(2025年度) 」
【対象の課程】大学院,大学,その他
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】2025年7月1日(火)~2025年8月4日(月)消印有効
【支給人数】2~4名程度
【支給金額/人】1,670万円
◆学生
支度金(往路渡航費含む):50万円
- 授業料:上限$26,000 / 年≒380万円
- 生活費:$24,000 / 年≒351万円
- 諸経費:上限$3,600 / 年≒53万円
- 帰国費:上限$1,800 / 年≒26万円
◆准教授、講師、助教、助手、ポストドクター
- 支度金(往路渡航費含む):50万円
- 生活費:$14,000 / 年≒205万円
- 諸経費:上限$6,000 / 年≒88万円
- 帰国費:上限$1,800 / 年≒26万円
【支給期間】
- 最長2年間(学生)
- 最長1年間(准教授・講師・助教・助手・ポストドクター)
【成績制限】なし
【所得制限】なし
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】ー
【専攻分野】法学、経済学・経営学、理学、工学各科
【専攻分野の詳細】ー
【資格・条件】
◆対象年齢:
- 25歳以下:国内外の大学学部、大学院(修士課程)に在籍している方
- 37歳以下:国内外の准教授、講師、助教、助手、ポストドクター、大学院(博士課程)に在籍している方
◆日本国籍(永住権可)を有している方 ※交換留学、留学期間が1年未満の方は対象外となります。
【募集団体】公益財団法人 村田海外留学奨学会
【奨学金概要】公益財団法人 村田海外留学奨学会 海外留学奨学金 募集要項
いかがでしたでしょうか。
海外留学を希望している学生向けの「2025年7月・8月締め切り」の返済不要の奨学金をご紹介させていただきました。
本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。
3. 【大学への進学】子供を大学に進学させた人、させる予定の保護者は8割以上
くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員(メルマガ会員)に「お子様の大学進学、おおよびその費用負担に関するアンケート調査」をおこないました。
メルマガ会員の方の中で、お子様がいる方84人に「子供が大学に進学(現在在籍中、これから進学予定のお子様も含む)していたか」について伺いました。
- これから大学進学を予定している 23.8%(20人)
- 現在、大学に通っている 10.7%(9人)
- 過去、大学に通っていた 48.8%(41人)
- 大学進学の予定はない 16.7%(14人)
※設問該当者・回答者84人
過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人を含めると、83%の方が、お子様が大学に進学している(予定である)ことがわかります。
一方で、お子様が大学進学の予定はないという人も、17%いることがわかりました。
4. 【大学生の学費】子供の大学学費は100%負担する(予定)の保護者が約8割
次に、過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人に、学費の保護者負担割合について聞いてみました。
- 保護者が100%負担 78.6%(55人)
- 保護者が 80%負担 5.7%(4人)
- 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
- 保護者の負担は20%未満 4.3%(3人)
- 保護者は負担しない 8.6%(6人)
※設問該当者・回答者70人
約8割の保護者が、学費は全額負担している(する予定)ことがわかりました。続いて、学費以外に必要な費用(主に生活費)の負担割合についても見てみましょう。
- 保護者が 100%負担 62.9%(44人)
- 保護者が 80%負担 14.3%(10人)
- 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
- 保護者が 40%負担 4.3%(3人)
- 保護者の負担は20%未満 5.7%(4人)
- 保護者は負担しない 10.0%(7人)
※設問該当者・回答者70人
こちらは、学費より約1割減の7割の親が100%の負担をしている(する予定)であることがわかりました。
また、1割の保護者は、学費以外の大学生にかかる費用を負担していない(しない予定)こともわかります。大学生になると、アルバイトなど自分で働いてお金を稼ぐことができることも多いため、このような結果になったと推察されます。
そしてもちろん、大学生活を送るにあたっては、奨学金のような修学支援新制度を利用する場合も多くあるでしょう。
毎月一昔前の奨学金制度に比べると、公的なものや民間、企業問わずかなり充実してきています。
経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討してみてはいかがでしょうか。




