【国家公務員の退職金】2026年8月の人事院勧告で算定の基礎が動く。定年退職の平均は「2160万1000円」、自己都合ではいくらか 2026.09.11 14:12 公開 執筆者LIMO編集部年収解説班 監修者和田 直子 人事院は2026年8月7日、国家公務員の給与水準を民間企業に合わせるため、国会と内閣に対して給与改定の勧告を行いました。示された民間との較差は月額1万5056円、率にして3.51%です。国家公務員の退職金は退職日の俸給月額をもとに計算されるため、俸給表が改定されると算定の出発点も動きます。この記事では、令和6年度の平均支給額を退職理由別に確認したうえで、基本額とは別枠で積み上がる調整額の仕組みを見ていきます。 この記事のポイント 令和6年度の国家公務員(常勤職員)の退職手当は、定年退職が平均2160万1000円、自己都合退職が平均345万4000円 退職手当は基本額(退職日の俸給月額×支給率×調整率)と、級ごとの調整月額を多い順に60月分合計した調整額の合計で決まる 2026年8月7日の人事院勧告で示された較差は月額1万5056円。俸給表が改定されれば基本額の出発点も動く 記事の続きを読む 1/2 出所:内閣官房内閣人事局「退職手当の支給状況(令和6年度)」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、退職手当の算定構造と調整月額の一覧を確認します。調整額は在職した各月の区分に応じた額を積み上げる仕組みで、指定職6号俸以上の9万5400円から行政職(一)3級の2万1700円まで11の区分が定められています。額が多いものから60月分だけを合計する点と、級によって0円になる場合があることを確かめられます。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【大学の学費】4年間の総額は国立「242万5200円」私立「480万2841円」。令和7年度の最新調査で確認する 大学に進むと、4年間で学費はいくらかかるのでしょうか。文部科学省の令和7年度の調査によると、私立大学の初年度学生納付金の平均は138万983円、国立大学の授業料は省令の標準額で年53万5800円でした。4年間の総額に直すと国立242万5200円、公立252万8886円、私立480万2841円で、国立と私立の差は237万7641円になります。20年間の推移とあわせて確認していきます。 定年が延びても安心できない!【60歳からの給与】課長級の57.4%が減額あり。60歳超の年間給与は76.9%の水準に 定年が延びても現役時代と同じ収入が続くとは限りません。特に役職に就いている方は、定年を迎えるタイミングで給与が大きく減少するリスクが高まります。働き続けても想定以上に収入が減り、老後プランが崩れてしまうケースも少なくありません。自分が減額対象になるのか、またどれほど下がるのかを知ることで、50代のうちから始めるべき現実的なマネープランや準備のポイントが見えてきます。 都道府県庁所在市の貯蓄はいくら?少ないのは那覇市「777万円」で、年収が上位の松山市も39位だった 総務省統計局が2026年5月19日に公表した「家計調査報告(貯蓄・負債編)2025年平均結果」によると、都道府県庁所在市別の平均貯蓄額でもっとも少ないのは那覇市の777万円で、全国平均2059万円を1282万円下回りました。貯蓄が少ない市は年間収入も低い傾向にありますが、年間収入が47市中9位の松山市は貯蓄が39位です。年間収入との関係と、貯めやすさの違いがどこから生まれるのかを確認します。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #国家公務員 #退職金 #老後