「多年草を植えても、冬の寒さで枯れてしまう」「日当たりが悪くて、植物が元気に育たない」「毎年鉢上げや雪囲いをするのは面倒…」

など、寒冷地の日陰で植物を育てるのは悩みがつきません。あまり手をかけずに元気に育ってくれる植物が少なく、何を植えたらいいのかと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、秋田県在住の筆者が、寒冷地でも植えっぱなしで育てられる、寒さと日陰に強い多年草を5種、参考価格とともにご紹介します。霜や雪、吹雪にも耐え、毎年春に新芽を出して育ち、日陰の庭を彩ってくれますよ。

1. この記事で紹介する「日陰と寒さに強い多年草」

写真のアジュガ、ギボウシほか、日陰と寒さに強い多年草をご紹介します

青い花を咲かせているアジュガと、緑の葉のギボウシ

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  • 西洋オダマキ[落葉]
  • ユキノシタ[常緑]
  • アジュガ[常緑]
  • ヒューケラ[常緑]
  • ギボウシ(ホスタ)[落葉]

どれも、花だけでなく葉も美しい、丈夫で育てやすい多年草。ローメンテで、花や雪がない季節でもシェードガーデンをおしゃれに彩ってくれますよ。

記事の後半では「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?」についても、わかりやすくお伝えします。