3. 今からでも遅くない。小さな一歩を積み重ねよう
今回は、40歳代二人以上世帯の金融資産保有額階層ごと世帯割合の調査をふまえ、貯蓄ゼロからでも始められる「お金の整え方3ステップ」について紹介しました。
まとめると、
- 40歳代二人以上世帯の4分の1は「貯蓄ゼロ」
→世間の家計事情を知ることで自分の家計を客観的に見直してみよう
- 「お金の整え方3ステップ」で家計の見直しを
→「目的を持って貯める」へ計画的に貯蓄する仕組みを作ろう
家計の見直しに“手遅れ”はありません。
まずは毎月の支出を見直し、少額でも「貯める習慣」を身につけ、無理のない範囲で貯蓄を始めてみましょう。
参考資料
村岸 理美
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社。生命保険・損害保険の営業を経て、社内教育部署にて教材制作や研修の企画・運営に携わる。退職後は独立系ファイナンシャルプランナーとして、個別商品の勧誘はせず公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計に対応。マネースクール講師としても活動し、社会保障制度、リタイアメントマネジメント、家計管理、資産運用などお金に関する幅広い分野に強みを持つ。現在も「お金の先生」であるJ-FLEC(金融教育推進機構)認定アドバイザーとして、学校や企業に出張授業で金融教育の普及に取り組んでいる。
2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMOマネー編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、保険などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年5月30日更新)