2025年6月13日（金）は公的年金の支給日です。
年金額は、賃金や物価の変動を背景に毎年度改定されており2025年度は前年度から1.9％の増額が決定しています。
この6月に4月分と5月分が支給されますので、6月13日に増額改定された年金をはじめて受給することになります。
「年金って増えることもあるの？」と思った方もいるかもしれません。
年金は、増えることがあるのです。逆に、賃金や物価の変動がマイナスであれば年金額が「減額」になることも…。
毎年度、年金額がどのように変動しているのかをチェックしながら老後対策プランも軌道修正していくと良いでしょう。
本記事では、2025年度の年金額改定について解説するとともに、シニア世代の年金受給額がどのくらいかを確認していきます。
1. 【2025年の年金支給日は何月何日？】年金カレンダー
公的年金の支給日は「偶数月の15日」です。15日が土日・祝祭日の場合、支給日は直前の平日に前倒しとなります。
【一覧表】2025年 年金支給日カレンダー
出所：日本年金機構「年金はいつ支払われますか。」などをもとにLIMO編集部作成
年金支給日：支給対象月
- 2025年4月15日（火） ：2月・3月分
- 2025年6月13日（金） ：4月・5月分
- 2025年8月15日（金） ：6月・7月分
- 2025年10月15日（水） ：8月・9月分
- 2025年12月15日（月） ：10月・11月分
このように、前月までの2カ月分がまとめて支給されます。
年金は私たちの暮らしとは切り離せない大切なライフラインです。次で、国民年金と厚生年金の基本をおさらいしておきましょう。
