《令和のシニア世代》60歳代・70歳代・80歳代「老齢年金」平均月額はいくら？シニア世代の3割は「日常生活費程度もまかなうのが難しい」と回答 2025年度は6月支給分から「国民年金・厚生年金が1.9％増額」

6. 《令和のシニア世代》80歳代「老齢年金」平均月額はいくら？

では80歳代の各年齢の年金月額はどうでしょう。

【一覧表】厚生年金「80〜89歳の平均月額」《1歳刻み》

【一覧表】国民年金「80〜89歳の平均月額」《1歳刻み》

80歳代の平均受給額は、厚生年金（国民年金を含む）15万円～16万円台です。

国民年金の平均受給額は、5万6000円～8000円台となっています。

いずれの年代においても、平均年金月額に大きな差はありませんでした。

しかし、ここまでご紹介した平均年金月額は、あくまでも「各年齢の平均」である点には留意が必要です。

老後に受け取る年金額は、現役時代の年金加入状況や収入、働き方などにより人それぞれ異なります。

次は公的年金額の個人差に着目して、60歳～90歳以降の全年齢の年金月額分布を確認します。

平均年金月額において、全体や男女での差はどれくらいあるのでしょうか。