物価高が続く中、「なんだか毎月の支出が増えてる…」と感じていませんか?
総務省の家計調査(2025年3月分)では、二人以上の世帯の消費支出が前年同月比で実質2.1%も増加。
収入は名目上は増えていても、物価の上昇によって実質的な購買力はむしろ低下しています。
そんな中、節約のカギを握るのが“固定費”の見直しです。
今回は、最新データの解説とともに、すぐに始められて効果も大きい「4大固定費」の具体策を紹介します。
1. 【ニュース解説】家計調査でわかった支出増の実態
まずは、統計局で2025年5月9日に発表された家計調査(二人以上の世帯)2025年(令和7年)3月分についてみていきましょう。
家計調査についてポイントにそって解説していきます。
- ポイント①消費支出が前年同月比2.1%増
→ 1世帯当たり支出33万9232円(実質)に増加 - ポイント②実収入は名目で+2.1%、でも実質▲2.0%
→ 物価上昇の影響で実質の購買力は低下 - ポイント③消費支出は前月比(季節調整値)で+0.4%の増加
→ 支出は増える一方で、家計圧迫の傾向強まる
調査結果から物価高で支出が増え、家計はますます厳しい状態であるのがわかりますね。
そんな今だからこそ、家計の見直しが必要になります。