2025年5月14日、日経平均株価が▲0.14%の下落、TOPIXは▲0.32%の下落となりました。
今回は、電気機器業種に属するソニーグループ(6758)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。
それでは、見ていきましょう。
1. ソニーグループの株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!
それではまず、ソニーグループの株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。
- 株価(終値):3,788円
- 前日比:+3.67%
- 始値:3,566円
- 高値:3,817円
- 安値:3,510円
ソニーグループは2025年5月14日、3,566円で取引をスタートし、3,817円の高値、3,510円の安値を付け、結局3,788円で取引を終了しました。
- 出来高:35,646,400株
- 時価総額:23,295,483百万円
- 売買代金:132,216百万円
- PER(会社予想):21.25倍
- PBR(実績ベース):2.79倍
- 配当利回り:0.53%
その結果、ソニーグループの株価は2025年5月14日、前日比+3.67%の上昇となりました。
出来高は35,646,400株で、発行済株式における割合は0.58%となりました。
2025年5月14日終値時点での配当利回りは、0.53%となりました。
なお、日経平均株価は▲0.14%の下落、TOPIXは▲0.32%の下落でした。
2. 2026年3月期の年間配当は実質増配の25円、自社株買いも
ソニーグループは2025年3月期の連結業績を発表しました。売上高及び金融ビジネス収入は前期比0.5%減の12兆9570億6400万円、営業利益は同16.4%増の1兆4071億6300万円、当社株主に帰属する当期純利益は同17.6%増の1兆1416億円となりました。
2026年3月期の連結業績予想は、売上高が前同比2.9%減の11兆7000億円、営業利益は0.3%増の1兆2800億円、当社株主に帰属する当期純利益は12.9%減の9300億円となる見込みです。
株主還元については、2026年3月期の年間配当を25円とする方針です。2024年10月1日を効力発生日として実施された1株→5株の株式分割を考慮した実質配当では25%の増配となります。
同日に、発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合1.66%に相当する1億株・2500億円を上限とする自己株式の取得を決定したと発表しました。取得期間は2025年5月15日から2026年5月14日まで。
なお、金融子会社のソニーフィナンシャルグループのパーシャル・スピンオフを9月初旬の取締役会に付議する方針であることも明らかになりました。
それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。