海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、YouTubeアカウント「@PawsShow」さんの投稿。
母犬「コーラ」が5匹の子犬を出産し、子育てに奮闘する様子や、成長した子犬たちがそれぞれ新しい家族のもとへ旅立つまでを動画で紹介してくださっています。
執筆時点で4700回再生、約690件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンをまとめてご紹介します。
また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【大きなお腹を抱えて】街をさまよう母犬と出会う
海外のSNSで話題になっているのは、野良犬の母子が保護され、新たな幸せをつかむまでの様子です。母犬は「Cola(コーラ)」と名付けられました。
コーラは大きなお腹を抱え、疲れ切った表情で街をさまよっていたといいます。実はこれまでも何度も出産を繰り返してきた母犬だったそうです。
投稿者は「苦しみ続ける日々から解放してあげたい」と保護を決意。人を警戒していたコーラと信頼関係を築くために、チキンや牛肉などを与えながら少しずつ距離を縮めていきました。
2. 【子犬を置いていけず】母犬コーラが案内した小さな命
投稿者がコーラに触れられるようになった数日後、コーラは突然姿を消してしまいました。投稿者は街中を探し回りましたが、なかなか見つけることができません。
その後、コーラは人気のない工事現場で見つかりました。どうやら、人目につかない場所で出産を終えていたようです。
投稿者が優しく声をかけると、コーラは岩やがれきの間へ案内してくれました。そこには、生まれたばかりの小さな5匹の子犬たちが身を寄せ合っていたのです。
投稿者は、がれきの下にいた子犬たちを慎重に救出。生まれてまだ数日ほどの子犬たちはとても小さく、すぐに体を温められるよう優しく包みました。
一方のコーラは、最初はその場を離れようとしなかったといいます。子犬たちを置いていくことが不安だったのでしょう。
やがてコーラは、投稿者が自分や子犬を傷つける存在ではないと理解したようです。自ら子犬をくわえて運ぶ姿も見せ、親子は無事に安全な場所へ移ることができました。
その夜、コーラと子犬たちは温かい場所で食事をとり、ようやく安心して眠ることができたのでした。
3. 【親子に訪れた未来】子犬たちが迎えた新たな門出
その後、子犬たちはすくすくと成長し、生後約1か月が過ぎる頃には、目を開けて元気いっぱいに遊ぶ姿が見られるようになりました。コーラも安心した表情で子犬たちを見守り、穏やかな毎日を過ごしていたそうです。
そして投稿者がコーラと出会ってから86日後、子犬たちを迎えるために里親が遠方から訪れました。それぞれが新しい家族の腕に抱かれ、幸せな未来へと旅立っていったといいます。
何度も出産を繰り返し、過酷な環境で生きてきたコーラ。子犬たちを無事に送り出したこれからは安心して、自分自身の幸せを歩んでいけるといいですね。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
獣医師の平均年収は680万5000円5/5
Lee Charlie/shutterstock.com
レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。
ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。
厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。
また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。
命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。
日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。
一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。
社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。
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