2. 前回(2024年10-12月期)のGDP速報は?
GDPは3か月ごと(四半期)に発表されます。
前回の2024年10〜12月期について、主要統計データをみていきましょう。
内容についてポイントを3つにして解説していきます。
2.1 四半期GDP成長率は「+ 0.6%」とプラス成長!
モノの値段の影響を除いた“実質”でプラスなので、「経済活動が少し回復した」と評価できる内容です。
2.2 2024年は年間でほぼ横ばい成長
年次GDP成長率の実質で「+ 0.1%」と、ほぼゼロ成長。
名目は「+ 3.0%」と見かけ上の数字は上昇してるけど、これは物価上昇(インフレ)の影響によるものです。
2.3 日本のGDPの“規模”は年間で約557兆円
2024年の実質GDPの総額は557兆5000億円。
これは1年間に日本全体で生み出した付加価値の合計になります。「国の経済力」のスコアということですね。
以上をふまえると、
- 景気は回復傾向だけど、力強さには欠ける
- 物価は上がっても経済の実力はまだ横ばい
という国内の状況がわかります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)