3. 過去1年間における三越伊勢丹ホールディングスの株価の最大上昇日と最大下落日は?
過去1年間、三越伊勢丹ホールディングスの株価が対前日比で最も上昇した(もしくは最も下落率が低かった)のは2024年8月6日でした。
変化率は対前日比+16.87%です。
また、最も下落した(もしくは最も上昇率が低かった)のは2024年8月5日でした。
変化率は対前日比▲19.73%です。
4. 2026年3月期は最終で増益予想・年間配当は6円増配
三越伊勢丹ホールディングスは13日、2025年3月期の連結決算を発表しました。売上高は前期比3.6%増の5555億1700万円、営業利益は同40.4%増の763億1300万円、経常利益は同47.2%増の881億2300万円、当期純利益は同5.0%減の528億1400万円となりました。
2026年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比0.3%増の5570億円、営業利益は同2.2%増の780億円、経常利益は同16.0%減の740億円、当期純利益は同13.6%増の600億円となる見込みです。
株主還元については、2026年3月期の年間配当を前期の54円から6円増配の60円とする方針です。
4.1 自社株買いと消却も発表
同日に、発行済株式総数(自己株式を除く)に対して5.5%に相当する2000万株・300億円を上限とする自己株式の取得を決定したと発表しました。取得期間は2025年5月14日から2025年10月31日まで。また、取得した自己株式の全株式数を2025年11月14日に消却する予定です。
5. まとめにかえて
今回は三越伊勢丹ホールディングスの株式のリターンや株価騰落について振り返りました。
保有する銘柄、投資を検討している銘柄の旨味や魅力は、タイミングや状況によって変わります。
気になる銘柄があれば、今回振り返ったような基礎情報を自分で調べてみることをおすすめします。
参考資料
高原 祥子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ コンテンツ編成本部
記者/証券・資産運用担当
立教大学観光学部観光学科卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。社債から地方債や財投機関債といった公共債、外債、サムライ債など幅広い種類の債券やCDSなど、債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。
セキュリティソフトメーカーと大手通信会社の研究部門で広報を担当した経験もある。
2024年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて「貯蓄、資産運用」に関する情報を中心に記事を執筆。
監修者
1991年生まれ。新潟県新潟市出身。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォーム(現:株式会社モニクルリサーチ)に入社し、現在はコンテンツ編成本部マネージャー。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」を中心に、多くの読者の方に幅広いコンテンツを届けるための戦略立案に従事している。
それ以前は、LIMO編集部にてアシスタント・コンテンツマネージャー(ACM)として従事。第一報として報道されるニュースを深堀りし、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく判断を身に付けられたりできる内容の記事を積極的に発信していた。
入社以前は、株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、営業担当として、IRツール(アナリストレポート、統合報告書、ESGレポートなど)やバーチャル株主総会サービス、株主優待電子化サービスなどもセールス。加えて、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供。財務アドバイザリーファームからの業務委託で、数千万~数十億円規模の資金調達支援も多数経験。
株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)、オリックス株式会社でも勤務し、中小・中堅企業向け融資を中心に幅広い金融サービスを営業した。株式会社DZHフィナンシャルリサーチでは、日本株アナリストとして上場企業の決算やM&A、資金調達などのニュースと、それを受けた株価の値動きに関する情報・分析を配信。IPOする企業の事業・財務を分析し、初値の予想などに関するレポートを執筆。ロンドン証券取引所傘下のリフィニティブ向けに、週間・月間レポートで、日本株パートを執筆。経済情報番組「日経CNBC」にて毎月電話出演し、相場や株価の状況も解説していた。
最終更新日:2024/09/04