日本年金機構により、新たに年金生活者支援給付金の対象となる方には9月初めより「年金生活者支援給付金請求書（はがき型）」が順次、郵送されています。
年金生活者支援給付金とは、年金を含めた所得が一定以下の方が受け取れる給付金です。
新たに対象となったものの届いていない方は、以下のいずれかの方法で問い合わせをするとよいでしょう。
ただ、この給付金は比較的新しいので、対象者がわからない方も多いでしょう。
今回は年金生活者支援給付金について、対象者などを確認していきましょう。
1. 年金額には個人差がある
厚生労働省「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、公的年金の平均月額は国民年金（老齢基礎年金）で5万円台、厚生年金（国民年金部分も含む）で14万円台です。
ただしグラフのように、厚生年金を月額30万円以上受け取っている人もいれば、国民年金・厚生年金ともに月額3万円未満となる人まで、幅広い受給額ゾーンにちらばっています。
年金とその他の所得を含めても一定基準以下の所得となる場合、「年金生活者支援給付金」の支給対象となる可能性があります。
