梅雨の季節を迎え、家で過ごす時間が増えるこの時期、老後の生活資金について改めて見直したいと考える方も多いのではないでしょうか。

実は、高齢者向けの給付金として、一定の条件を満たすことで受け取れる給付金や手当が多数用意されていますが、多くは「申請しなければもらえない」仕組みになっています。

加給年金、再就職手当、年金生活者支援給付金制度など、その存在を知らずに取りこぼしているケースも少なくありません。

この記事では、見落とされがちな給付制度を紹介し、それぞれの対象条件などをわかりやすく解説します。

1. 【シニアが対象】申請しないと受け取れない「お金」には何がある?

公的年金(老齢年金、障害年金、遺族年金)は生活の重要な収入源ですが、受給には必ず申請手続きが必要で、自動的に振り込まれるわけではありません。

また、国や自治体が支給する給付金や補助金、手当も同様に、「申請しなければ受け取れない」ものが多いです。

申請期限を過ぎると受給できなくなったり、支給額が減るケースもあります。

そのため、対象となる場合は忘れずに申請し、必要な支援をしっかり受けることが大切です。

今回は、以下のシニア世代が受け取れる「申請しないともらえない」公的支援金を5つご紹介します。

  • 年金生活者支援給付金
  • 加給年金
  • 再就職手当
  • 高年齢雇用継続給付
  • 高年齢求職者給付金