公的年金は毎年度改定されます。2025年度の年金額は、前年度と比べ1.9%引き上げられました。
しかし、生活の負担が大きく軽減されるわけではありません。なぜなら年金の上昇率が、物価上昇率を下回っているからです。
なお、2025年度に増額された公的年金が支給されるのは「6月13日金曜から」となります。
令和の老齢年金世代は、どれくらいの年金を受給できているのでしょうか。
今回は、公的年金の支給日やしくみを確認し、60歳代・70歳代・80歳代・90歳以上の【5歳刻みの平均年金月額】を一覧表でご紹介しますので、ぜひ参考にご覧ください。
1. 【2025年 年金支給日カレンダー】次の支給日は6月13日金曜日!
原則、年金は年6回に分けて支給されます。
支給日は、偶数月の15日です。ただし、15日が土日祝日の場合、その直前の平日に支給されます。
年金支給日:支給対象月
- 2025年4月15日(火) :2月・3月分
- 2025年6月13日(金) :4月・5月分
- 2025年8月15日(金) :6月・7月分
- 2025年10月15日(水) :8月・9月分
- 2025年12月15日(月) :10月・11月分
なお、支給されるのは、前月までの「2カ月分の年金」です。
たとえば、次回の年金支給日となる6月13日金曜日には、4月分と5月分の年金が支払われます。
次は「国民年金と厚生年金」の2階建ての年金制度のしくみを見ていきましょう。