3. 日本の給与所得者の割合「年収300万円超400万円以下」がもっとも多い
国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者の割合は以下の通りです。
- 100万円超200万円以下:12.3%
- 200万円超300万円以下:14.0%
- 300万円超400万円以下:16.3%
- 400万円超500万円以下:15.4%
- 500万円超600万円以下:10.8%
- 600万円超700万円以下:7.1%
- 700万円超800万円以下:4.9%
- 800万円超900万円以下:3.2%
- 900万円超1000万円以下:2.3%
- 1000万円超1500万円以下:4.0%
- 1500万円超2000万円以下:0.9%
- 2000万円超2500万円以下:0.3%
- 2500万円超:0.3%
国税庁の調査結果によると、年収が300万円超400万円以下に該当する人の割合は16.3%で、他の年収帯と比較してもっとも多いことがわかりました。
なお、日本の平均年収は460万円となっており、現役世代において年収300万円~400万円は一般的な範囲といえます。
しかし、この年収帯の方が、老後に厚生年金(国民年金を含む)として月額30万円以上を受け取ることは難しいと言えます。
では、現役時代の年収がいくらなら「年金30万円以上」を受け取れるのでしょうか。