3. まとめにかえて
今回は年代別の貯蓄額の平均値と中央値について見てきました。
平均値や中央値を見て、「自分は同年代の人に比べると全然貯金できていない」と焦った方はまず、支出を減らすことから始めましょう。
支出を減らして家計に余裕が出れば、その分貯蓄に回すことができ貯金額を増やすことができるため、家計の中で以下の項目の支出について見なおすことがおすすめです。
- 住居費
- 保険
- 通信費
- サブスクなど
上記の支出は、固定支出なので一度見なおせば大きな節約効果も期待できるでしょう。
また、支出の見直しと同時に「収入を増やすための行動」も大事です。
支出を減らすだけでなく、収入も増やすことでより効率的に貯金をすることができます。
収入を増やすためには以下のような方法があります。ぜひ参考にしてみてください。
- 転職
- 副業
- 資産運用
昨今は副業を認める企業も増えており、本業で得た知識やスキルを活かして副業を始める方も多いです。
また、これまで働いてきた会社での経験を生かして更なるスキルアップと収入アップを目指して転職するのもアリでしょう。
ただし、「まだ転職や副業を始めるためのスキルが足りてない」と感じる方や、「年齢の関係で転職は難しい」と感じる方は、資産運用を始めることも検討しましょう。
いまはNISAやiDeCoなど毎月少額から積立投資ができる制度も整っています。
まずは、支出の見直しをしながら、どうやって収入を増やすか考えることから始めてみましょう。
参考資料
鶴田 綾