2025年4月30日、日経平均株価が0.57 %の上昇、TOPIXは0.63 %の上昇となりました。

今回は、海運業業種に属する商船三井(9104)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。

それでは、見ていきましょう。

1. 商船三井の株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!

それではまず、商船三井の株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。

  • 株価(終値):4,739円
  • 前日比:▲10.11%
  • 始値:5,334円
  • 高値:5,361円
  • 安値:4,422円

商船三井は2025年4月30日、5,334円で取引をスタートし、5,361円の高値、4,422円の安値を付け、結局4,739円で取引を終了しました。

  • 出来高:41,975,100株
  • 時価総額:1,719,504百万円
  • 売買代金:197,864百万円
  • PER(会社予想):4.28倍
  • PBR(実績ベース):0.65倍
  • 配当利回り:7.17%

その結果、商船三井の株価は2025年4月30日、前日比▲10.11%の下落となりました。

出来高は41,975,100株で、発行済株式における割合は11.57%となりました。

2025年4月30日終値時点での配当利回りは、7.17%となりました。

なお、日経平均株価は0.57%の上昇、TOPIXは0.63%の上昇でした。

2. 2025年3月期の連結決算を発表、2026年3月期は年間配当150円へと減配

商船三井は30日、前引け後に2025年3月期の連結決算を発表しました。売上高が前期比9.1%増の1兆7754億7000万円、営業利益は同46.3%増の1508億5100万円、経常利益は同62.1%増の4197億300万円、当期純利益は同62.6%増の4254億9200万円と、大幅な増収増益となりました。

併せて、2026年3月期の連結業績予想を公表しました。売上高が前期比4.3%減の1兆7000億円、営業利益は同33.7%減の1000億円、経常利益は同64.3%減の1500億円、当期純利益は同60.0%減の1700億円を見込んでいます。

年間配当については、2025年3月期の期末配当を従来予想の160円から180円に引き上げ、年間配当を360円に増配するとしています。一方で、2026年3月期は年間配当を150円へと減配すると発表しました。

それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。