2025年4月28日、日経平均株価が0.38%の上昇、TOPIXは0.86%の上昇となりました。

今回は、電気機器業種に属する日立製作所(6501)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。

それでは、見ていきましょう。

1. 日立製作所の株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!

それではまず、日立製作所の株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。

  • 株価(終値):3,747円
  • 前日比:+0.08%
  • 始値:3,848円
  • 高値:3,864円
  • 安値:3,727円

日立製作所は2025年4月28日、3,848円で取引をスタートし、3,864円の高値、3,727円の安値を付け、結局3,747円で取引を終了しました。

  • 出来高:17,078,400株
  • 時価総額:17,162,540百万円
  • 売買代金:64,798百万円
  • PER(会社予想):28.30倍
  • PBR(実績ベース):2.93倍

その結果、日立製作所の株価は2025年4月28日、前日比+0.08%の上昇となりました。

出来高は17,078,400株で、発行済株式における割合は0.37%となりました。

なお、日経平均株価は0.38%の上昇、TOPIXは0.86%の上昇でした。

2. 2025年3月期の連結決算を発表、2026年3月期も増収増益予想

日立製作所は2025年3月期の連結決算を発表しました。売上収益が前期比0.6%増の9兆7833億7000万円、調整後営業利益は同28.6%増の9716億600万円、親会社株主に帰属する当期利益は同4.4%増の6157億2400万円と、増収増益となりました。

2026年3月期の連結業績は、売上収益が前期比3.2%増の10兆1000億円、調整後営業利益が同3.4%増の1兆50億円、親会社株主に帰属する当期利益が同15.3%増の7100億円となる見込みです。

同日に、発行済株式数の3.06%に相当する1億4000万株・3000億円を上限とする自己株の取得を決定したと発表しました。取得期間は2025年4月30日から2026年3月31日まで。

それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。