2. 東京都世田谷区の淡島通りに設置されていたベンチ

投稿主の@Nano_87gさんによると、写真のベンチは東京都世田谷区の淡島通り、太子堂中学校の近くで見つけたとのこと。

Google Mapsで確認すると、ベンチはバス停などがあるわけでもない道端にぽつんと置かれていることを確認。一体誰がどういった目的で設置したのかが気になりますね。

住宅街のイメージ

住宅街のイメージ

出所:Imagepocket/shutterstock.com

話題となったベンチは「ホームベンチ」という名前で販売されており、プールサイドだけでなく休憩室や更衣室などでの使用を想定して作られているようです。

投稿にも「テニスコートのイメージだな」「保育園のベンチこれだったな」「我が家の庭にもある」といったコメントが寄せられており、さまざまなシーンで活用されているよう。

@Nano_87gさんにベンチを見たときの心境を伺うと、「散歩していて急に道端にプールで見かけたことのあるベンチが置いてあり、バス停の前という訳でもなかったのでこれは珍しいと思い撮影しました」と話してくれました。

3. 学校プールにかかるコストは1校あたり年間約287万

学校のプールサイドにありそうなベンチが話題となったことに関連し、ここからは学校プールの維持管理費を紹介します。

東京都豊島区を例に、1校あたりのプールにかかる年間コストを見ていきましょう。

豊島区が公表している資料によると、豊島区にある学校プールの維持管理に必要なコストは年間で1校あたり287万1696円(2023年度決算額)。そのうち維持管理コストが約150万円、 修繕に係るコストが約140万円となっています。

近年は維持管理費や修繕費の負担、教員の負担、猛暑の影響などを理由に、学校プールを廃止して校外プールを利用する学校も増えているようです。

いかがだったでしょうか。今回は、Xで話題になっているプールサイドにありそうなベンチを紹介しました。

参考資料

小野田 裕太