1.2 50歳代:二人以上世帯の貯蓄額
50歳代・二人以上世帯の貯蓄額は、次のとおり。
※金融資産を保有していない世帯を含む
貯蓄額の平均値と中央値
- 平均:1168万円
- 中央値:250万円
貯蓄額階層ごとの世帯割合
- 金融資産非保有:29.2%
- 100万円未満:8.7%
- 100~200万円未満:5.9%
- 200~300万円未満:5.1%
- 300~400万円未満:3.7%
- 400~500万円未満:3.2%
- 500~700万円未満:6.3%
- 700~1000万円未満:5.8%
- 1000~1500万円未満:7.6%
- 1500~2000万円未満:3.8%
- 2000~3000万円未満:6.3%
- 3000万円以上:10.7%
- 無回答:3.8%
50歳代・二人以上世帯は、金融資産非保有の世帯が29.2%を占めています。貯蓄額1000万円以上の世帯は28.4%となっています。
単身世帯・二人以上世帯ともに、貯蓄ができていない世帯が少なくない状況です。
老後は、公的年金を中心とした生活になるのが一般的ですが、現シニア世代の老齢年金の平均受給額は、厚生年金が月額14万6429円、国民年金が月額5万7584円となっています。
年金収入だけで生活をやりくりするのは容易ではないでしょう。現役世代の人たちにとって老後資金の確保はマストといえます。
では、50歳代からNISAを活用した積立投資で、資産をどのくらい作れるのでしょうか。
次章でシミュレーションしていきます。