4. まとめにかえて
安心して老後生活を送れるかどうかをシミュレーションするうえで、ご自身が受け取れる年金額を把握することは重要です。年金は老後生活を支える軸となるため、支出の管理とあわせて、受給できる見込み額にも意識を向けてみてください。
また、現役世代の方はご自身の人的資本を伸ばすことにも注力しましょう。知識・スキル・人脈を充実させることでキャリアアップや副業のチャンスに恵まれ、より収入を増やせるようになるためです。
収入が増えれば、将来の年金が増え、投資余力が生まれるでしょう。
経済的な好循環を生み出すためにも、自分の人的資本を大切にする意識を持っていきましょう
参考資料
- 日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします~年金額は前年度から 1.9%の引上げです~」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支 2024年(令和6年)平均結果の概要」
柴田 充輝