3. より多くの野菜を収穫するための6つのコツ
3.1 よい苗を選ぶ
元気な苗を選ぶことはたくさん収穫するための第一歩。茎が太くがっしりしていて、間延びしていない苗がオススメです。葉がしっかりと広がっていて、葉色が濃く色つやがよいものを選びましょう。
3.2 日当たりのよい場所に植える
夏野菜の多くは光をたっぷり浴びて大きく生長します。日照不足になると花がつきにくくなったり、実がなっても味が薄かったりする可能性も。1日6時間以上しっかり日が当たる場所で育てると、光合成が活発になり、実のつきがよくなります。
3.3 土づくりを丁寧に
野菜にとって土のよしあしは大切な要素。排水性・保水性のバランスがよく、フカフカで栄養豊富な土があれば、根をしっかり張ることができ丈夫に育ちます。植え付け前には堆肥や腐葉土をしっかりと混ぜ込み、緩効性の元肥も施しておきましょう。
3.4 こまめな水やりと追肥
夏は気温が高く水分がどんどん蒸発します。朝の水やりは欠かさず、とくに鉢植えやプランターの場合は土の表面が乾いたら早めに水を与えましょう。
また、実がなり始めた頃から2〜3週間おきに追肥をすることで、元気に花を咲かせ、実をたくさんつけてくれます。
3.5 害虫・病気の予防
気温が高くなるにつれ発生しやすくなるのが、アブラムシやハダニ、うどんこ病など。混み合った葉を間引いて風通しをよくし、病虫害のついた葉を早めに取り除くことで被害を最小限に抑えられます。
3.6 適期に収穫する
野菜は実が成熟すると種を残そうとし、株が次の実をつけるのをやめてしまいます。長期間にわたって収穫できるように、適度な大きさでこまめに収穫していくことが大切です。
4. 収穫の喜びと達成感を味わえる夏野菜づくり
夏野菜は育てやすく、家庭菜園初心者にもピッタリ。日差しを浴びて大きく育つ姿を日々見守るのは、家庭菜園ならではの楽しみです。
手間をかけて育てた野菜は、市販のものとはひと味違う格別のおいしさ。食卓に彩りと新鮮な味わいをもたらしてくれる夏野菜づくりに、ぜひチャレンジしてみませんか。