ここまで物価高が続くと「年収を上げたい」と考える方もいるでしょう。
年収を上げる方法は転職やスキルアップなど多々ありますが、その中の一つに「雇用形態を変える」もあります。
正社員か正社員以外、どちらを選ぶかは家庭の環境などによりさまざまですが、実際にどれくらい平均年収は異なるのでしょうか。
また、年代別の平均年収についても、男女別でみていきましょう。
1. 【正社員・正社員以外】別に日本の平均年収はいくら?男女別に紹介
国税庁が公表している「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、日本全体の平均給与は459万5000円でした。
対前年比は、0.4%増加しています。
正社員と非正社員別にみると、平均年収は以下のとおりです。
1.1 正社員と正社員以外の平均年収
- 正社員(全体):530万3000円(対前年比1.3%増)
- 正社員以外(全体):201万9000円(対前年比0.7%増)
また、男女別にみると平均年収は以下のような結果となりました。
- 正社員(男性):593万6000円(対前年比1.7%増)
- 正社員以外(男性):268万5000円(対前年比0.7%減)
- 正社員(女性):412万8000円(対前年比1.4%増)
- 正社員以外(女性):169万1000円(対前年比1.7%増)
男性の正社員以外のみ対前年比で年収が下がっていますが、前年度よりもおおむね年収は上がっています。
また、男女とも正社員と正社員以外には250〜300万円程度の差があることがわかります。