3.2 もらえる年金額を増やす5つの方法
もらえる年金額を増やす方法は、大きく5つあります。
- 任意で国民年金に入る
- 国民年金基金に入る
- 付加年金に入る
- 60歳以降も働き続ける
- 年金を繰り下げ受給する
上記ができるかは条件あるので、それぞれ確認してみましょう。
体力に自信がある場合は、60歳以降も働き続けるのもいいかもしれません。
また、付加年金と国民年金基金の併用はできないため、制度を利用する際は気を付ける必要があります。
人によって合う合わないはあるので、どの方法を選択するかはしっかり情報収集したうえで決めるとよいでしょう。
4. まとめにかえて
今回は現代シニアのお金事情をみてきました。
年金制度を調べると現役時代からできる対策もあるので、まずは年金制度への理解を深めましょう。
また、家庭によって合う老後資金対策は異なりますから、自身に合った対策を時間のある時に考えてみてくださいね。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズやライフプランにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用の提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』の編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、中学・高校社会科(公民)教員免許保有。3児のひとり親で趣味は音楽鑑賞と読書(2025年7月4日更新)