2025年6月4日、厚生労働省が発表した生活保護の被保護者調査結果によると、保護の申請件数は2万2484件で、前年同月比+867件(+4.0%)となっています。
被保護者世帯の内訳をみると、55.4%を高齢者世帯が占めており、このうち51.6%が単身高齢者世帯となっています。
次に多いのが障害者・傷病者世帯計で25.1%。母子世帯が3.6%で、これらのいずれにも該当しないその他の世帯が15.9%となっています。
生活に困窮している世帯を支える生活保護制度。物価上昇を受け、2025年10月から生活扶助の基準額に月額500円の特例加算を上乗せすることを決定しました。
本記事では、生活保護制度、そして特例加算について詳しく解説していきます。