2. その地域ならではのネーミングやデザインが楽しいローカルICカード
@Ferry_Mishimaさんが投稿した動画に写っていたのは、地域密着型のローカル交通系ICカードたち。
国内にはJR東日本の「Suica」やJR西日本の「ICOCA」をはじめとする全国で使えるICカードのほかに、地方独自の交通系ICカードが存在します。
こうしたローカルICカードの多くは特定の地域や交通機関でのみ利用可能で、ネーミングやデザインはその地域ならではの特色を感じられるものばかり。旅行がてらコレクションするにはうってつけといえそうです。
投稿主の@Ferry_MishimaさんにローカルのICカードを集め始めた経緯を伺うと、「自分自身が電車やバス、旅客船などの乗り物全般が好きで、高専に入学して以降全国を旅行するようになりました。そんな中旅先で見たことも無いような交通系ICカードが売っているのを見かけて、全国にはSuicaやICOCAなど全国利用できるカードだけでなく、ご当地限定で使えるカードがある事を知り、旅の記念に買い集めるようになりました」と話してくれました。
現在国内で一般販売されているものは、ほぼコンプリートしたという@Ferry_Mishimaさん。その数はなんと87種類。 ほかにも海外のものを3枚所有しているそうで、それらも含めるとコレクションは90種類に上ります。
集めるのにかかった時間についても伺うと、「だいたい7年前から集めていて、今年2月に出た長野県のKURURUを入手したので、だいたいそのくらいかかっています」とのことでした。
@Ferry_Mishimaさんほどのコレクションは難しいかもしれませんが、旅の記念にローカル交通系ICカードを買ってみるのも良いかもしれませんね。
なんとなく全国の交通系ICカードを買い集めてたら現在一般販売されているもカードはほぼコンプリートしていました。 pic.twitter.com/efhArAqiDn
— とびしま (@Ferry_Mishima) April 10, 2025
3. 二人以上の世帯の「交通」の消費支出は5328円
交通系ICカードが話題となったことに関連し、ここからは「交通・通信」の消費支出を紹介します。
総務省統計局が公表した「家計調査報告 家計収支編2024年(令和6年)平均結果の概要」によると、二人以上の世帯の消費支出は、1世帯当たり1か月平均30万243円(2024年)。
そのうち、「交通・通信」の消費支出は4万1731円で、公共交通機関の料金などの「交通」の消費支出は5328円でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっているローカル交通系ICカードのコレクションを紹介しました。
参考資料
小野田 裕太